男性更年期障害 治療

男性更年期障害の治療:診療科連携

男性更年期障害が社会的に認知されるようになってきたのはここ数年のことです。
女性なら閉経という女性特有の身体の変化による、ホルモンバランスの急激な減少が、
更年期障害の各症状を起こすということがわかっているのですが、
皆さんご承知のように、男性には閉経ということはありえません。
ですから閉経時期前だからホルモンバランスが悪くなるといったような、
節目の時期がないといえます。
そのため、医学的、社会的に認知されるにくく、
医療機関としてもその対応が追いついていないの現状のようです。
女性でいえば、とりあえず婦人科を受診すればよいのですが、
男性の場合はそのときの症状によって受診する科を選択して対応するしかないことが、
現在のところ適切な対応であるようです。
通常からいえば、性機能障害がでれば、泌尿器科、うつ症状がでれば、
診療内科、あるいは精神科を受診するのがよいといわれています。
しかしながら、更年期障害の症状では、
身体の機能的な障害ばかりでは済まされないので、心身的なフォローを求めるためにも、
治療には各診療科の枠を超えての連携が大切であると言っている専門家もいるようです。



あせらない日常生活が大切:男性更年期障害

男性更年期障害の症状を起こしたら、しかるべき病院を
受診して医師の適切なアドバイスを受け、治療することも、
大切なことですが、日常生活においては、どのように臨んでいけば
よいのでしょうか。
まず、更年期障害を自覚しても、あせらないことが、大切です。
一人で悩んだり、あせって落ち込んだりしないのが肝心で、
じっくりと、前向きに更年期障害に立ち向かっていく
その気持ちこそが大切であるようです。
更年期障害を克服への道のりとしては、まず、
ストレスをためない、ということが挙げられます。
男性の場合は、仕事上のストレス、例えば仕事の忙しさ、
職場での地位や、職場や取引先での人間関係など、家庭以外での
ストレスも大変多いようです。
しかし、あせらずに、マイペースを心がけたいものです。
仕事や家庭においてのストレスが、発散できるような、
趣味や生きがいのようなこのとを見つけ、楽しめるという
心の余裕を持ちましょう。
仕事や家庭内のことばかり考えている生活はやめて、
何か生きがいをみつける、そんな自分なりの解決方法を見出して
少しずつ、更年期障害を乗り越えていく、それもひとつの
男性更年期障害の治療方法なのでしょう。



男性更年期障害のED(勃起不全)の治療方法

男性特有の更年期障害の症状では、勃起不全(ED)とよばれる、
性機能障害を起こすことが大変多いようです。
そのEDという症状の治療に有効的とされているのが
「バイアグラ」という薬を処方する治療方法だといいます。
「バイアグラ」はアメリカのファイザー社が開発したもので
クエン酸シルデナフィルという薬の商品名をいうのだそうです。
この「バイアグラ」の取り扱いには充分注意しなければなりません。
薬の飲み合わせによる、急激な血圧低下による死亡例も報告
されているようですから、誰でも服用できるわけではないと、しっかり、
認識しておかなければなりません。
また、近頃ではマスコミに取り挙げられ、話題を呼び起こした事から、
偽物を販売する悪徳業者もあるようですから、
決して興味本位で手に入れるようなことは、避けなければなりません。
必ず病院へ行き、受診したうえで、指導された量を使用することが大切です。
基本的には安全な薬なだそうですから、適切に服用すれば、
EDの改善に効果を発揮することが大きく期待できるようです。



男性更年期障害に有効な漢方薬の紹介

男性更年期障害治療には漢方薬有効であると考えられているようです。
従来、漢方薬治療は副作用が少ないということで注目されていますが
男性更年期障害の治療においても、適切な処方をすれば、
とても高い効果がある、という報告もがあるようです。
有効とされる、漢方薬の例を紹介してみましょう。
「うつ状態」に効くとされているものには、芝朴湯、抑肝散、などがあるようです。
「のぼせ、ほてり」などの循環器系の症状の改善には。八味黄丸や黄連解毒湯 、
また「めまい」など感覚器系の障害を起こしている人には、
苓桂朮甘湯、半夏白朮天麻湯、桂枝茯苓丸が処方されるのが
適切だといいます。
さらに男性特有の更年期障害症状である、「勃起不全、勃起障害」
など性機能障害としては、
八味地黄丸、柴胡加竜骨牡蛎湯、補中益気湯 などの漢方薬を
処方することにより、高い有効性を発揮するといいます。
これらの漢方薬を適切に処方することにより、
男性更年期障害の症状の改善が期待できるようです。



男性ホルモンの注射による男性更年期障害の治療

更年期障害の症状を自覚していても、特に男性の場合ですと、
なかなか、医者に行く事を考える人は少ないようです。
何科を受診すべきか分からないから、行けないとか面倒だし、
行く時間がないなど理由は様々あれど、本来は疑わしい症状を自覚したら
早期に医者に相談することが大切のようです。
男性の更年期障害に関しては、おもな治療方法には、男性ホルモン
補充するという治療法があるようです。
これは、男性更年期障害の精神的や、心理的な症状、また自律神経を
おびやかすような症状が現れたときに男性ホルモン、テストロテロンを注射するという治療方法です。
男性の更年期障害を引き起こす、最大の原因は男性ホルモンである、
テストロテロン、このホルモンが減少することにより、症状が起こるわけですから、
この低くなった男性ホルモンを増加させることこそが治療方法となるわけです。
しかし、前立腺がんや重度の前立腺肥大の症状をもっている人は、
更年期症状が現れていたとしても、この男性ホルモン、
テストロテロンの注射をすることができないので気をつけなければならないようです。



男性更年期障害の治療、:受診する科は?

男性更年期障害の治療は、何受診したらよいのでしょうか。
以前の若い頃のように何に対しても、やる気が起こらない、
身体の節々が、痛くてたまらない、夜眠れないなど、
男性にも更年期障害の症状が現れることがありますよね。
自分にそのような症状が現れて、もしかして、更年期障害の症状ではないか?と思い、
これは、医者に行かなければと思ったとします。
しかし、そう思ってみたところで、一体何科を受診すればよいのか、
迷ってしまう更年期の男性も多いことと思います。
女性の場合ですと、とりあえず、婦人科へ行ってみようということになるのでしょうが、
男性の場合そのとりあえずと対処できる手段がわからないのです。
今でこそ、男性更年期専門の外来を設けている病院も中にはあるようですが、
日本では、男性の更年期障害は近年になってやっと認知され始めたばかりなので
男性更年期専門外来というのは、まだまだ、少ないのが現状のようです。
このような場合は、自分の引き起こしている症状によって、何科の医者を受診するのか
決めるしかないようです。
そうは言っても、内科、あるいは、診療内科的症状であるのか、
泌尿器科的な症状であるのか、とりあえず自分で判断して、
まずは病院へ行くということが大切であるようです。